越後
 新潟
〜〜  伊藤農園減農薬米コシヒカリ 〜〜
農園ホームへ 注文フォーム
        伊藤農園ではあいがもとともに作る有機米コシヒカリを栽培し販売をさせてもらっています
        この有機米の面積をもっと多く栽培をと考える時、複合経営、家族経営の当園ではその
        面積に限りが出てきます。
        それならば、少しでも有機栽培同様環境への配慮、安心安全なお米の提供を考えた時
        当地の新発田地域慣行栽培と比べ5割以上節減した農薬、又同じく5割以上減らした
        肥料でのお米作り減農薬栽培米(以下減農薬米)となりました。
        下記の表は令和7年産伊藤農園コシヒカリBL減農薬米栽培時の化学肥料(窒素成分量)及び
        農薬成分回数を示したものです。
        写真とともに令和7年産伊藤農園コシヒカリの減農薬米栽培履歴をアップ致します。
                

令和7年栽培基準値                                       (10a当たり)
化学肥料
窒素成分量
農薬成分回数
新潟県新発田地域の
慣行栽培基準
6kg 17成分
3割以上低減栽培 4、2kg以内 11成分以内
5割以上低減栽培 3,0kg以内 8成分以内
伊藤農園減農薬栽培米(減農薬米) 2,824kg 4成分以内
伊藤農園あいがも有機米(JAS有機) 0kg 0成分
 
 ー 令和7年減農薬米栽培歴 −
      【 農作業名 】 (実施日)      【 窒素成分量、農薬成分回数等 】

 ◎  コシヒカリ種もみ入荷  (1月21日)            画像大きくなります
一月もまだ半ば毎年この時期には
早々と本年の種もみが届きます。
本年もやるぞう〜と少し気合がはいります、同時に本年お米にとってどんな年になるのかと
若干の心配も
 ◎  湯温消毒(おんとう消毒)  (2月22日)
  
聖籠町有機栽培研究会が町内の
農家に呼びかけ実施しています。
コシヒカリの種もみを60度Cの

湯に10分浸けての消毒です。
有機米、減農薬米共に実施です。
一つでも農薬を減らしたいと有志で
実施です、本年の当園の種もみ量は
合計115Kg
 ◎  浸種(しんしゅ)  (3月24日
種は水分、温度、酸素に恵まれると
水分を吸い呼吸を始め芽を出します。
この浸種はその一番大切な種に水を
十分吸ってもらうための作業です。
大体毎年この時期となるものの
春先の天候、温度をみながら浸種
の日を決めて実施です。
 ◎  種蒔き  (4月19日)
浸種を終了し発芽機でハト胸状態
まで芽を膨らませ家族総出の種
蒔きです。

一番の大変は、種蒔き後ハウスの中に育苗箱を並べることでやはり若い力が必要となります。
育苗箱に肥料入(セルシオ培土1号)使用
化学窒素成分量 →0.024kg

今までの培土が製造中止となり今回
からJAより買い付け一箱に入る窒素
成分量は今までと同量です。
 ◎  春耕  (5月2日〜5月3日
本年も米ぬか、オカラを中心に
作った伊藤農園専用ぼかし肥を
春耕前に散布です。
伊藤農園のぼかし肥散布
 化学窒素成分量  → なし
 ◎ 田植え    (5月11〜12日)
本年播種後の4月下旬の高温で苗が少し伸び気味又、初日の雨で午後からの田植えとなりました。
田植え機を購入して本年で4年目、初整備後の田植えで順調です。
初期除草剤(ソルネット1k剤)
本年未使用としました。


田植え同時施肥(スーパー元肥
4号)を使用

化学窒素成分量  →2.8kg
 ◎ 除草剤散布  (5月26日) 
中、後期に発生するしつこい多年
生雑草を退治します。
中後期除草剤
アシュラジャンボ
農薬成分回数  → 3
成分名 】 ピラクロニル
成分名 】 トリアファモン
成分名 】 ベンジビシクロン
ここ数年使用のカウンシルコンプリートジャンボ(2成分)だとどうしてもしつこい雑草が発生のためやむなく3成分のアシュラジャンボに切り替えるです
   
 ◎ 穂肥散布  穂肥本年も未実施
本年も天候の関係なのかヒカリの丈が伸びすぎで穂肥は未実施です
刈り入れを終えて未実施が正解でした
有機100%の(有機アグレット816)
を使用
 化学窒素成分量  → なし

 ◎ 病害中予防薬剤散布  (8月9日) 
昨年のカメムシ食害の反省から少し早めの
殺虫剤(スタークル豆つぶ)の散布を実施
本年の失敗として散布後の大雨で田んぼの中の水があふれたこと、天気予報を把握しての作業をと反省です。
殺虫剤(スタークル豆つぶ)使用
 農薬成分回数  → 1
【 成分名 】 ジノテフラン

 ◎ 刈り取り  (9月18日〜19日)  
本年の刈り入れもコシヒカリの丈が伸びすぎそれに加え突然の雨で倒伏する状況で刈り入れに苦労した年でしたが、等級、品質、量共に昨年より若干上回った感じです。
 ◎ 乾燥、調整  (9月20日〜21日)
無事の刈り入れ終了、乾燥、調製、袋詰めとなりますが本年、新しい「籾摺り機」の購入でスムーズな作業体系を組む事ができました、本年も猛暑、ゲリラ豪雨と異常気象の中頑張った稲、お米に本当に感謝です。



            〒957−0106新潟県北蒲原郡聖籠町蓮潟2874番伊藤ゆきなり
                       TEL.FAX 0254−27−4881
                        越後新潟コシヒカリ産直 伊藤農園